この記事はブログページ開設次第、移動させていただきます

///////////////////////////////////////

小・中・高校生対象の学習塾を運営している
個別進学会ノアコンパス塾長の高井ひろゆきです

お子様の教育や親としての在り方など「役立つ情報を提供できれば」という思いから
私のこれまでの経験から得た「学び」と私なりの「教訓」をお届けします

///////////////////////////////////////

 

第2回 しんどいときは成長しているとき

 

こんにちは、高井です!

 

前回の第1回の続きです

  

夢と希望を胸に入社した会社で

充実した日々を過ごしていたそんな矢先

父親からの一本の電話・・・

 

「富山に帰ってきてうちの会社手伝ってくれんか」

 

父の会社でバタバタがあったようで

息子の私に会社を手伝ってほしいとのことでした

 

住み慣れた東京

仕事は楽しいし仲間もたくさんできた

 

・・・

 

一度は断ろうと思ったのですが

大学進学時、快く東京に行かせてくれたオヤジ

決して安くはない学費を払ってくれたオヤジ

 

・・・

 

富山に帰って仕事を手伝うことに決めました

親への恩返しができるチャンスだと自分に言い聞かせて

 

25才のときでした

 

そして活気に満ちた飲食の現場から

田舎のじみーな町工場のいち従業員へ

 

ぜんっぜん楽しくない!!!

 

毎日同じことの繰り返し

自分で決めたこととはいえ

絶望とすら思えました

 

やっぱり人と接する仕事がしたい!!!

 

地元の友人が居酒屋で店長をしている事をふと思い出した私は

居ても立っても居られず

「工場の仕事のあと時間を持て余しているから

アルバイトをやらせてくれないか」

と電話し、即採用されました

 

東京で100席以上のお店で働いていた経験があります

その友人の居酒屋は30席程度

オペレーションさえ分かれば何の問題もありません

 

私はすぐアルバイトリーダーとなり

接客や電話対応、他のアルバイトへの指示出し

オーダーが立て込んだら厨房のヘルプにも入る

店内を縦横無尽に動き回りました

 

楽しく、活気に満ちた毎日が戻ってきました

 

そして富山に戻ってきてから約1年が経とうとしていたとき

親父が私にこう告げてきたのです

 

「もう工場の方は大丈夫やぞ。ひろゆきのやりたいことをやっていいから」

 

私の気持ちを察してなのか分かりませんが

親父の言葉は申し訳なく思うと同時に

ありがたかったです

 

そしてアルバイト先の店長にも報告

これまでの仕事が認められ

社員としてまた飲食業に従事することになりました

 

人生2回目の転機

26才のときでした

 

再就職した会社は市内に7店舗の飲食店を経営

私は猛アピールの結果

入社4か月で店長に抜擢されました

 

休日も返上してガムシャラに働く毎日

その甲斐あってか2年後には2店舗の店長を任され

さらにその1年後にはワインバーの新店オープンという

新規開業の経験もさせていただきました

 

両親にも今の頑張りを見せたく

お店にふたりを招待

とても喜んでくれたことを今でも覚えています

 

すべてが順風満帆に進んでいたわけですが

社内の風向きが徐々に変わってきました

 

一緒に頑張っていた飲食事業部の同僚たちが

一人、また一人と辞めていくのです

 

社内には飲食事業部のほかに

人材派遣やEC(ネットビジネス)などの事業部もあり

派遣とECビジネスが社内で台頭

 

経営陣は当然のごとく

このふたつの事業部に経営資源を投入していきます

 

飲食事業部は年々売上減に陥っていたこともあり

リストラの嵐が襲っていました

メディアにリストラという言葉が出てきたのも

ちょうどこの頃です

 

そしてとうとう私の身にも・・・ 

 

つづく

私の自己紹介は次回最後です

 

≪ 今回の教訓 ≫

辛いときやしんどいときは

成長しているとき

新しい出会いと自己成長の

チャンスだと思え